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NUMBER LINK ~繋がる奇跡~ 1話   シーン3

完成
イラスト 朝倉亮
http://asakuraryou.blog11.fc2.com/

NUMBER LINK ~繋がる奇跡~ 1話   シーン3



作者:春ト

著作権は春トにあり、勝手な公開は厳禁。
著作権を破る者には、厳重な処罰を与える。





<キャスト>

アキラ♀16歳【ワード数:43】
ハヤト♂16歳【ワード数:22】
亜夢♀(あむ)14歳【ワード数:22】
岬♀(みさき)23歳【ワード数:12】
エル♀16歳【ワード数:20】
アル♀16歳【ワード数:14】





総ワード数:132





比率
♂1:♀5





サブタイトル   「ドッペルゲンガー少女」







1    ハヤト    「ここだな」

2    アキラ    「凶悪犯が、たった1人で暴れてる店だな」

3    岬      「2人とも、気をつけて」

4    アキラ    「はいよー」

5    ハヤト    「ちゃちゃっと、片付ける。サポート頼むぞ、亜夢」

6    亜夢     「お安いご用だよ~、ハヤト」

7    アキラ    「んで、どっから入る?」

8    ハヤト    「どっからって、正面からだろ?」

9    アキラ    「堂々としてるな~」

10   ハヤト    「面倒だから正面から侵入でいいんだよ、行くぞ」

11   アキラ    「ちょっと待って」



(店内)


12   ハヤト    「店ん中は、誰もいないか」

13   アキラ    「うわっ! ずいぶん、荒れてるな。
             え? こんなところに、世界で3つしかないゲームソフトが落ちてるけど!?」

14   ハヤト    「だって、ここはレトロゲームとかおもちゃとか売ってる店だろ?
             どれも、いまじゃ希少価値で、お金じゃ買えない代物ばかりが置いてある店だ。
             特に秋葉原店は、特別な品ばかりだからな」

15   アキラ    「でも、ひどすぎる。ほとんどが壊されてる」


(大きい物音が)


16   ハヤト    「奥からだ。行くぞ」


(犯人とご対面)


17   ハヤト    「もう、やめろ。これ以上やると、片付け屋アサシンが成敗する」

18   アル     「あら? 警察じゃないん? それにしても、ずいぶん若いんやね、高校生?」

19   ハヤト    「お前も、若いと思うぞ。俺と同年代じゃないのか?」

20   アル     「あ~、そうなんや。って、のんびり話してる場合じゃないんとちゃいますぅ?」

21   アキラ    「あ、痛っ!」

22   ハヤト    「アキラ、なに転んでるんだ?」

23   アキラ    「違う、いきなり押されたんだよ」

24   ハヤト    「押された? って、うわっ!?」

25   アキラ    「ハヤト、だいじょぶか?」

26   ハヤト    「ホントだ。誰かに押されたみたいだ。
             俺たちと犯人を含めて、3人しかいないはずだぞ?」

27   エル     「今のうちに逃げろ、アル」

28   アル     「おおきに、エル」

29   アキラ    「今、別の声しなかった?」

30   ハヤト    「亜夢、犯人を逃がさないように、ここを閉じ込めろ!」

31   亜夢     「もう、とっくに店のシステムプログラムをハッキングしてるよーだ。
             亜夢に突破できないプログラムはないもんね~
             亜夢の操作で、ちょちょいのちょい」

32   アル     「あら、閉じ込められてしもた」

33   エル     「小細工つかいやがってー」

34   亜夢     「ポケットシステム発動。サーバー泉(いずみ)に接続。
             プログラムNo.099(プログラムナンバーナインティーナイン)サーチ選択。
             ダウンロード!!」

35   亜夢     「ふむふむ、熱サーチによって、この部屋に熱源体が4つあるよ~。
             これで、犯人は2人だね。もう一人は透明人間だけど」

36   ハヤト    「透明人間とは、これまた厄介だな。
             それじゃ、見えてる方を狙うしかないだろ」


(ハヤト、銃を撃つ)


37   アル     「ポケットシステム発動。サーバー泉(いずみ)に接続。
             プログラムNo.064ブロック(ナンバーシックスティーフォー)ブロック選択。
             ダウンロード」

38   ハヤト    「は、はじかれた!」

39   亜夢     「ハヤト! 危ない! 犯人が、近づいてる!」

40   アキラ    「見えない犯人に、ナイフ1本じゃ、ハヤトを助けることができない」

41   ハヤト    「亜夢、見えない犯人の居場所を教えろ!
             見えなきゃ、撃てねー」

42   亜夢     「後ろ!」

43   ハヤト    「なに!?」

44   エル     「ポケットシステム発動。サーバー泉(いずみ)に接続。
             プログラムNo.009(ナンバーナイン)リコール選択。
             ダウンロード!!」


(ハヤトに青白の電撃が走る)


45   ハヤト     「ぐあああああああー!!」

46   アキラ     「ハヤトー!」

47   エル      「銃を持ってるって、危険だろ」

48   アル      「エルの方が、よっぽど危険やろ?
              電気使うなんて、過激やなぁ」

49   エル      「大丈夫だよ、アル。気絶させる程度におさえてあるから」

50   アキラ     「お、おんなじ人が、2人も居る!?
              なに、これ?」

51   アル      「アホちゃうか? わたしたち、双子に決まってるやん」

52   アキラ     「双子? あー、そうか、双子か~、なんだ~」

53   エル      「で、彼氏さんは、ぶっ倒れたけど、 
              あんたはサバイバルナイフ1本で、どう戦う気?」

54   アキラ     「ハヤトは彼氏じゃねーし、仕事のパートナーだし」

55   エル      「マジで、答えるなよ。はははっ」

56   アキラ     「バカにしやがってー!」


(事務所)


57   亜夢      「そんなの、ありえない」

58   岬       「どうしたの、亜夢ちゃん?」

59   亜夢      「だって、プログラムは1人に1つだけ適合するはずなのに、
              こいつ、2つ使ってる。例外は、絶対にないはずなのに」

60   岬       「姿が透明になるプログラムと、電撃を放つプログラム、2つ操ってる。
              例外はないはずなのに、どうなってるの?」

61   岬       「このままじゃ、アキラちゃんが危ない。
              亜夢ちゃん、ハヤトくんのイヤホンに私の声が届くようにして、
              アキラちゃんには、必要ないから切って」

62   亜夢      「わ、わかった」

63   岬       「ポケットシステム発動。サーバー泉に接続。
              プログラムNo.071(ナンバーセブンティーワン)ヒーリング選択。
              ダウンロード」

64   岬       「大樹は、言ってくれた。私の歌声が好きだって。
              私も、歌うのが好き。子供の頃から、ずっと歌ってた。
              夢は、歌手になることだったけど、
              別な幸せを見つけたから、夢は夢で終わってしまった。
              だから、今、私が出来ることをする。
              ハヤトくん、私の【癒しの唄】でよみがえって」

(戦場)


65   アキラ     「でも、なんでおまえは、2つもプログラム使ってるんだ」

66   エル      「ボクのプログラムナンバー、聞いてたか?」

67   アキラ     「確か、ナンバーナインって、かなり強いじゃん!」

68   エル      「プログラムの名前は、【リコール】。以前に、見たプログラムを、
              そっくりそのままつかえるんだよ。
               だから、プログラムは1つだけど、いくつもプログラムが使えるんだよ」

69   アキラ     「例外は、やっぱり存在しないんだ」

70   エル      「ちなみに、姿が見えるようになったのは、
              2つ同時にプログラムは使えないからだ。
              電撃のプログラムを使うために、透明人間のプログラムは停止する。
              そして、ボクは特別なんだ」

71   アキラ     「特別、だって?」

72   エル      「ボクは双子で、強力なプログラムの適合者なのに、
              誰もボクを特別扱いしない。
              だから、こうやって破壊して、世間に復讐してるんだ。
              ボクは、オンリーワンのナンバーワンになりたいんだ!」

73   アキラ     「そんな理由で、店を無茶苦茶にしたのか!?
              なんて、くだらねー、理由なんだ」

74   エル      「お前には、わからないんだよ。
              どれだけ、ボクたち双子の姉妹が辛かったか、
              知らないくせに、偉そうなコト言うな!」

75   アキラ     「だったら、話せばいいだろ! 教えろよ! その辛かったコトを!」

76   エル      「誰が、お前に話すか!」

77   亜夢      「アキラ、ハヤトが倒れて戦えないから、岬さんがヒーリング使ってる。
              でも、このままじゃ、いつハヤトが目覚めるかわからない。
              だから、アキラが戦うしかない」

78   アキラ     「そんなこと言ったって、ナイフ1本じゃ、ムリ」

79   亜夢      「アキラは、まだプログラムは使えないし、
              ピコフォンにプログラムを送ってる時間もないし。
              ん? そうだ!」

80   アキラ     「なに? どうしたの、亜夢?」

81   亜夢      「アキラは、プログラムの適合テストの途中だったんだ。
              ピコフォンに、送ってたプログラムを起動させればいいんだ」

82   アキラ     「そうか、あのプログラムか!?」

83   亜夢      「アキラ、早くダウンロードして!」

84   アキラ     「ポケットシステム発動。サーバー泉(いずみ)に接続。
              プログラムNo.011(ナンバーイレブン)ソニック選択。
              ダウンロード!」

85   亜夢      「もう、このプログラムに賭けるしかない。
              そうしなければ、2人を倒せない」

86   アキラ     「でも、ブロックされたら?」

87   亜夢      「多分、大丈夫。ブロックのナンバーとソニックのナンバーは、
              ソニックの方が強いから、ブロックを壊すかも」

88   アキラ     「破壊できなかったら?」

89   亜夢      「そんなのは、後で考えるから、早く使えー!」

90   アキラ     「いけー! ソニックブリッド!」

91   エル      「アル、お願い!」

92   アル      「わかってるわぁ、エル。ブロックしたるぅ」


(間)


93   エル      「あ、あれ?」

94   アル      「いや、ブロックに、衝撃がないんやけど…」

95   アキラ     「おいおい…ウソだろ…」

96   亜夢      「ああ~、終わった~」

97   エル      「でないじゃん。どういゆことだよ」

98   アキラ     「ど、どうすんだよ? 使えないじゃん」

99   亜夢      「もう万策つきた~。み、岬さん?」

100  岬       「アキラちゃん、よく聞いて。
              ハヤトくんに、ヒーリングしたんだけど、
              目覚めてもおかしくないのに、ぜんぜん目覚めないの。
              だから、ここはアキラちゃん、1人でどうにかするしかないの」

101  アキラ     「オレ、1人で…やるしかない…
              いつも、ハヤトがやっつけてくれるから、羨ましくて、
              いつかオレも犯人を捕まえたかったけど、
              1人で戦うのは、初めてだ。オレ、本当に勝てるのか?」

102  岬       「大丈夫。ハッタリを使うしかないわ」

103  アキラ     「ハッタリって、きくような相手じゃないと思うけど」

104  岬       「一瞬でも、隙ができればいいの。もう一度、ソニックを使って。
              相手は、防ぐから攻撃はしてこない隙に急接近して。
              そして、アキラちゃんが持ってるナイフで、相手のピコフォンを破壊するの」

105  亜夢      「そうか、ピコフォンを壊せばプログラムは使えないんだ」

106  アキラ     「けど、どっちを先に、攻撃するの?」

107  岬       「決まってるでしょ。リコールを使う子よ」

108  アキラ     「目の前の敵か。けど、どっちのポケットに入ってるかわからないんだけど」

109  亜夢      「見てわからないの?」

110  アキラ     「両方のポケットに、何かが入ってるふくらみがある。
              右か左か、どっちを攻撃すればいいんだ」

111  岬       「一回の攻撃で、確実にピコフォンを破壊できなかったら、
              次は電撃を受けて、アキラちゃんが倒されちゃう」

112  亜夢      「そしたら、アサシンは全滅だー」

113  アキラ     「チャンスは1度きり。イチかバチかにかけるしかない。
              右か…左か…どっちを、壊せばいいんだ」

114  エル      「何を1人で、ぶつぶつ言ってんだ?」

115  アル      「イヤホンに、マイクが内蔵されてて、遠くの仲間と通信してるんやろ」

116  エル      「なるほど、そうゆうことか。でも、さっきプログラムナンバー聞いたら、
              ボクの方が強いじゃん。ここで勝負しない?」

117  アキラ     「勝負?」

118  エル      「音と雷、どっちが早いのか。って、勝負は目に見えてるけどな」

119  アキラ     「ちょ、ちょっと、岬さん。展開が、違う方向にいってるんだけど」

120  岬       「え? そんなこと言われても、ど、どうすればいいの?」

121  亜夢      「ああー! 絶体絶命だー!」

122  ハヤト     「ターボ。ダウンロード!」

123  アキラ     「うわっ、イテ!」

124  エル      「は、速いっ!?」

125  アル      「速すぎて、動けへんわ。すまん、エル」

126  ハヤト     「なんで、見えなかった犯人が見えるのかわからないが、
              この状況は見えてるよな、電気使いの犯人さんよ?」

127  エル      「ちっ、わかるに決まってるだろ」

128  ハヤト     「今、オレは、もう一人の犯人の首筋に、ナイフを当てている。
              ブロックする隙間がない。お前が、抵抗するなら、
              このブロック使いの女の首を切り落とす。
              さー、どうする?」

129  アキラ     「それって、オレのナイフだろ。いつの間に」

130  ハヤト     「さっきぶつかった時、ナイフと銃を取り替えたんだよ。
              それより、アキラ、早く麻酔銃を、電気女に向けろ」

131  アキラ     「え? あ、う、うん」

132  アル      「エル、こいつらのいうこときくことない。
              わたしに構わず、戦えや」

133  エル      「アル…いや、姉さん。ボクは、そんなナンバーワン、欲しくないよ。
              姉さんと、一緒じゃなきゃ、双子の意味もない。
              だって、世界中探しても、
              ボクたちは、この〝いま〟しか存在しないんだから」

134  アル      「ふふ…甘えん坊な、オンリーワンのナンバーワンな妹やなぁ。
              まいった、降参や、片付け屋のアサシンさん」



              ー シーン3 終了 ー


1話 シーン4へ続く



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春ト

Author:春ト
声音楽園3ねん8くみの担任である春トでございます。 楽しいクラスにしていきたいですね。
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