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クラス振興会 4話

原作:春ト

この台本の
著作権は作者にあります。
著作権は放棄してません。

《配役》

『ドク』
高校1年生、男、主人公
頭脳担当


『レオ』
高校3年、男
ナレーション、好きなことはスキだとハッキリ言う


『チビ森』
高校2年生、男
小さくて、口が悪い


『福愛(ふくめ)』
高校3年生、女
女好き、会長が一番好き


『ミコ』
高校2年生、女
母性溢れる女神のような女性


『パル』
高校1年生、女
かわいい、マスコット的存在


『ガオウ』
高校3年生、男
会長にして最強の学生



比率4:3


1   福愛 「会長に会った!?」

2   パル 「はい、クラス振興会に来る途中にです」

3   ドク 「だ、大丈夫だったの? 怪我とかしなかった?」

4   パル 「怪我はありません。だって、普通に話ししましたから」

5   福愛 「会長!」

6   レオ 「待て、福愛。ガオウのトコロへ行ってどうする?」

7   福愛 「止めるに決まってるじゃない!」

8   レオ 「ガオウは、校内を暴れまわってるのは知ってるだろ!?
        生徒を暴行し、教師までも病院送りにしているんだぞ!」

9   福愛 「パルちゃんとは、話ができたんだから、
        私とだってできるでしょ」

10  レオ 「だが、それは絶対ではない。ただの偶然にすぎない。
        危険すぎる、行くな」

11  福愛 「レオ、私は、それでもやっぱり会長が好きなの。
        だから、いつでも帰ってこられるように、
        副会長になってこの場所を守ってたんだよ」

12  レオ 「福愛・・・」

13  福愛 「暴れまわってるのには
        きっと理由があるはず。
        そうじゃなきゃ、おかしいじゃない。
        だからそれを確かめてくる。
        じゃ、行ってくるね」

14  レオ 「福愛は、悲しい笑顔で、別れの挨拶をした。
        それは、二度と会えないかのように」

15  ドク 「レオさん、今の会長は暴走して、警察まで呼ばれてるのに、
        副会長をこのまま行かせていいんですか?」

16  レオ 「良くないことはわかっている。
        だが、俺には福愛を止められない。
        それに、ガオウが単に暴れてるとは思えん」

17  チビ森「だったら、俺たちも会長のところに行こうぜ」

18  レオ 「福愛1人に任せてはおれんしな」

19  ドク 「分かりました、行きましょう。会長を止めに」

20  レオ 「だが、闇雲に行っては自滅する。
        策を練らねば」

21  ドク 「そうですね、なにか捕まえられる道具があればいいんですが」

22  レオ 「捕まえるんだったらロープが必要だ。
        それに相手は丸腰だから武器があれば、こちらが有利。
        警察に捕まる前に、オレたちが捕まえて事情を聞く」

23  ドク 「警察に捕まる前に確保ですね」

24  チビ森「そうと決まれば、武器になりそうなものとか、
        ロープとか手分けして探そうぜ」

25  レオ 「ミコとパルは、ここに居ろ」

26  ミコ 「わかりました。みんなが笑顔で帰ってこれるように、
        会長の分までお茶を淹れときますね」

27  レオ 「では、行くぞ」

28  チビ森「おう」

29  ドク 「でも、どうして、パルちゃんは、無傷だったんだろう?
        会長と何を話したの?」

30  パル 「何をって、お菓子を渡したんです」

31  ドク 「もっと詳しく教えて」

(回想)

32  ガオウ「お、おい、パル・・・」

33  パル 「か、会長!? 帰ってきてたんですか!?」

34  ガオウ「帰ってきたばかりで、腹がへってな。
        すまないが、なにか食べ物を、もってないか?」

35  パル 「クッキーならありますけど」

36  ガオウ「そ、それでいい、くれ・・・」

37  パル 「1枚しかないですけど」

38  ガオウ「サンキュー。それじゃ、用事があるから、じゃあな」

(回想終了) 

39  パル 「なんか、ボロボロでした」

40  ドク 「お菓子を渡せば暴れないのか?」

41  レオ 「なんとも言えんな。今のガオウは精神が不安定になっているからな。
        パルと出会った時、微かながら正気に戻ったのかもしれん」

42  チビ森「早く行こうぜ。全校生徒を帰して、教師も残ってない学校なら、
        動きやすいんだからよ」

43  ドク 「わかった、行こう」

44  ドク 「会長、どうして暴れてるんだ?
        あなたが愛していた高校なのに、
        壊すようなマネするなんて、
        理由を知りたい。どうして、暴走しているのか、
        直接聞くには、警察よりも早く見つけるしかない。
        幸い、まだ警察は到着していない今なら
        ん!? 電話? チビ森からだ、もしもし?」

45  チビ森「武器は、竹刀とか必要だよな?」

46  ドク 「そうだね、武器になるものならなんでもほしい。
        会長は最強だからね」

47  チビ森「そうだな、柔道の顧問も倒したし、
        全国行った空手部の主将も倒してるからな、
        さすまたも必要だよな」

48  ドク 「使えるのなら何でも必要だよ。
        必ず僕たちの手で会長を止めるんだ」

49  チビ森「当たり前だ。なんてったって、あの人が
        俺をクラス振興会に入れた張本人だしな。
        あの人は、俺が背の低いのを気にしてることをバカにしなかった。
        それどころか、俺にしかできないことも教えてくれた。
        背の低いのを短所に考えるんじゃなくて、長所にしろ、って
        教わったよ。俺は、そんな考えを教えてくれた会長がいたから
        振興会に居た。だから、どうしても聞いてみたい。
        どうして、こんなことをしたのか」

50  ドク 「僕も会長に言われたことがある」

51  ガオウ「振興会は、面白い奴ばかりで、頭を使う担当がいなくてな。
        お前は、頭がいいから、良く考えてみんなを導いてくれ」

52  ドク 「会長に頼まれて、振興会に入ったんだ」

53  チビ森「お前もだったのか」

54  ドク 「あ、ごめん。レオさんから電話だ」

55  チビ森「おう、そうか、それじゃ、地理準備室で落ち合おう」

56  ドク 「わかった、待ってるよ」

57  チビ森「それじゃ」

58  ドク 「もしもし、レオさん?」

59  レオ 「ドク、とんでもないモノを見つけたぞ」

60  ドク 「それで会長は止められそうですか」

61  レオ 「止めるも何も、オレの目の前に、ガオウがいる」

62  ドク 「会長が!?」

63  レオ 「今、校庭にいる。だから、オレ1人で止める」

64  ドク 「レオさん1人じゃムリだ。みんなが来るまで待ってください」

65  レオ 「ドク、よく聞け。ガオウは丸腰だ。そして、オレはスコップを持っている」

66  ドク 「でも、全国行った空手部の有段者を素手で倒してるんですよ」

67  レオ 「頼りない武器だが、オレの方が有利なのは間違いなかろう。
        だから、オレが勝つのを祈れ」

68  ドク 「レオさん! レオさん! 無茶だ、1人じゃムリだ。
        待っててレオさん、今、行きますから」

(校庭)

69  レオ 「ガオウ、久しぶりに会ったというのに、挨拶なしか?」

70  ガオウ「ぅぅぅ・・・・・・」

71  レオ 「会話もできないほど、落ちぶれたか。
        まあいい、決着をつけたかったのだ。
        お前をいつか越えると、あの日誓った。
        行くぞおお!!!」

72  ガオウ「ぐあああああああああ!!!!!!!」

73  レオ 「もはや、お前は人間ではない。獣だ、野生の獣そのものだ!」

74  ガオウ「があああ!!! があああ!!」

75  レオ 「お前はオレに言っただろうが! 
        忘れたとは言わさぬぞ!」
(回想)
76  ガオウ「好きな人の隣にいろ。そして、好きなら好きだと素直に言え。
        大声で言えるならなおいい。
        恥ずかしがらずに、自分の気持ちを隠さずにさらけ出せ!」
(回想終了)

77  レオ 「だからオレは、好きな人の隣で毎日毎日、
        自分の気持ちを伝えている。
        お前が、オレを振興会に連れてきたのに、
        どうして狂ったのだあああ!!!」

78  ガオウ「ぐはっ!」

79  レオ 「ひるんだ!? ココしかない!
        連続で攻撃すれば倒れるはずだ!
        くらえー!」

80  ガオウ「へっ・・・」

81  レオ 「刀を出した!? いや、ガオウなら、あり得るか・・・」

(ドクに起こされるレオ)

82  ドク 「レオさん、レオさん」

83  レオ 「あ・・・ドク、か・・・どうして、こんなトコロにいる?」

84  ドク 「よかった、生きてて良かった」

85  レオ 「泣くことはなかろう?」

86  ドク 「だって、血が出てるんですよ、どうしたんですか?」

87  レオ 「ああ、そうか、ガオウに、斬られたのだったな・・・」

88  ドク 「斬られたって何にですか?」

89  レオ 「刀で、お腹を、バッサリだ・・・」

90  ドク 「会長、刀を持ってるなんて、
        止められないじゃないですか」

91  レオ 「ドク、すまぬが、とてつもなく、眠い、
        あとは、頼んだぞ・・・」

(振興会に戻る)

92  ドク 「と、言うわけで、救急車が来るまでレオさんを
        振興会の部屋で寝かせます」

93  チビ森「で、振興会の部屋に俺たちを全員戻してどうするんだ?」

94  ドク 「さっき言ったとおり、会長がここに来るから捕まえようって」

95  福愛 「どうやって捕まえるの?」

96  ドク 「それは・・・」

97  ミコ 「お話が長くなりそうなので、お茶でも飲みながら」

98  チビ森「そんなのんきなことを・・・」

99  ミコ 「私は、私のできることをやれ、と会長に言われたから
        ここに居るんです。私に役目を与えてくれたんです。
        簡単に辞められません」

100 パル 「わたしもです。おいしいお菓子を毎日、用意しろって
        会長に言われたんです。わたしの用意するお菓子を
        いつもおいしいって、会長は笑顔で言ってくれました。
        だから、お菓子でも食べながら話し合いましょう」

101 ミコ 「おかわりが飲めるように、いつでもお湯は沸かしてありますよ」

102 チビ森「こんなときでも、いつもの振興会ってか」

103 福愛 「ドク、話を続けて」

104 ドク 「会長は校舎を徘徊している。理由は分からないけど、
        誰でも襲い掛かる。でも、今、校内に残っているのは
        会長も入れて僕たち7人だけ。だから、全てを見回った後、
        最後に残ったこの振興会の部屋に必ず来るはずです。
        だから、僕たちは会長が来るのを待つだけです」

105 福愛 「ドク、私が知りたいのは、ココに来る理由じゃなくて、
        どのようにして、会長を捕られるかを聞いてるの」

106 ドク 「もちろん、考えてあります。
        まず、会長がドアを開けたとき見えるように
        テーブルの上にお菓子を置きます。
        次にドアの脇で、僕とチビ森がなわとびを使って、
        部屋に入ってくる会長の足を引っ掛けて倒します」

107 チビ森「そんなにうまくいくか?」

108 ドク 「それは大丈夫。パルちゃんの話を聞いて、会長はお菓子に興味が
        少なからず残ってます。だから、足元のなわとびは気づきません。
        で、ここが一番重要です。倒れた瞬間に、
        僕とチビ森が会長を押さえ込みます。
        それと同時に、副会長が刀を蹴り飛ばしてください」

109 福愛 「わかったわ」

110 ドク 「とにかく、武器をどうにか、会長の手から離してください。
        危険は減らしたいですからね。
        なわとびをつかって、手首と足首を縛れば、どうにか抑えられるんで
        縛るのをパルちゃんとミコさんにお願いしてもいいですか」

111 ミコ 「少々怖いですが、がんばります」

112 パル 「わたしもがんばるです」

113 ドク 「では、作戦開始!」


    終了

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声音楽園3ねん8くみの担任である春トでございます。 楽しいクラスにしていきたいですね。
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